就職活動において必ずやすることになる自己分析。
自己分析なんてめんどくさい。必要?
そう思っているあなたは必ずこの記事に目を通してください。
結論から述べると、自己分析はかなり重要です!
めんどくさがらず自己分析の大切さを学び、この記事を読んだらすぐに始めてください。
✔︎ 本記事の内容
自己分析方法、なぜ自己分析をする必要があるのかについてお話します。
自己分析せずに志望動機書こうとしたら困った。
自己分析なんてしたって何も変わらないよ。
さまざまな考えを自己分析に対してお持ちだと思います。
上記のように困った方、考えた方に自己分析のやり方を詳しく伝えていこうと思います。
✔︎ 本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
・2020年4月現在、社会人2年目、2年前に就職活動経験済み。
・サマーインターンシップに3社参加
・IT関係企業で1ヶ月で5社内定
・第一志望の企業から内定をもらった地点で就活終了(GW前に内々定)
この私が、自己分析のやり方を教えます。
あなた自身が就職活動をするにあたって自己分析なしに業界や職種を決めることは非常に難しいです。
あなたがその企業に興味を持つワケ・きっかけは必ずあなたの自己分析からきているはずです。
是非、自己分析の重要性を学んでいってください。
自己分析って何だろう
自己分析とはなんだろうか。
私が考える自己分析の答えがこちらです。
自分の経験やその時々の考え方を整理し、
・自分の長所、短所を分析
・今後どのような領域で活躍したいか整理
主に自己分析ですべきことをこの2点です。
自分がどのような経験をしたときにどう思ったのか。
その時に何を考え、どのように行動したか。
考えることによって見えてくる自分の長所や短所があります。
もちろん、几帳面、負けず嫌いといったすでに自分で把握しているような性格的な部分も自己分析となります。
例えばですが、小学校から高校生までずっと野球をしていたとすると、
・なぜ野球をはじめたのか
・野球をしていて嬉しかった、楽しかったときはどんなときか
・野球で何か成し遂げた経験があるか
・辛い経験をしたときにどうやって乗り越えたのか
これらを整理することで自分の過去の経験について見つめあうことができます。
これこそが自己分析なのです。
自分がどんな人間であるかしっかりと相手に説明できるようになるため、自己分析していきましょう。
就活においてこの自己分析が大事になるワケ
ではなぜ就職活動をする上で自己分析が大事になるのか。
それは2点。
・就職活動をする上での自分の強みの整理
・入社する企業に自分が合っているか見極める
まず一つ目が自分の強みの整理ができることです。
エントリーシートを書いたり、面接を受けるにあたってガクチカ(学生時代に頑張ったこと)や自己PRについて問われることはよくあります。
ガクチカや自己PRには自分の強みを書きますが、書く内容がわからないことが非常に多いのです。
Twitterでも、
・自分のガクチカが何かわかりません
・どうやって自己PRを書けばいいかわかりません
といった問い合わせをよく受けます。
その原因の一つに、自己分析不足が挙げられます。
自分の過去の経験で何を得たか、どんな志向性、価値観を持っているのかを書いて表現したり、面接で話すためにも、しっかりと自己分析しましょう。
次に2点目が入社する企業に自分が合っているか見極めることです。
いわゆる「就活の軸」というものですね。
基本的に何十年と勤める会社で、入社前にきちんと調べずにブランド名だけで入った企業が蓋を開けてみたら全然思っていた会社と違うかった、ということは残念ながらよくある話です。
そのギャップが生まれないよう、自分にとって仕事のモチベーションとなるものは何かはっきりさせておく必要があります。
どういう事業、業務内容であれば興味を持って働けるのか、どんな職場環境で働きたいと考えているか明確化しておくことは企業選びにかなり重要です。
自分が納得してこの企業を選んだと言えるよう、自己分析からあなたの適正を見つけましょう。
ちなみに筆者の「就活の軸」についてはこちらの記事に書いていますので参考にしてください。
自己分析のやり方は主にこの4つ
自己分析方法は主に4つあります。
・モチベーショングラフの作成
・自分史の作成
・読書で学んだ自己分析を自分の経験に落とし込む
・自己分析診断してくれるツールを利用する
それぞれ解説していきます。
モチベーショングラフの作成
私自身モチベーショングラフをはじめて作成したのは、ある企業のサマーインターンシップの初日のことでした。
グラフに書き起こしたことで自分がいつ、どんなときに喜びを感じたか、なぜそう思ったか、ということを整理しやすかったです。
具体的にモチベーショングラフを書く時に意識してほしいポイントが2つあります。
それは、
・モチベーションが高いとき、低いときの出来事を振り返ること
・そのときの感情の動きがどのようなものだったか
を意識して書くことです。
グラフの見方ですが、縦軸が「モチベーションポジション」、横軸が「自身の時間軸」となっています。
このモチベーショングラフですが、書けば終わりというものではありません。
青矢印ボックスで示しているように、
・なぜそのときその行動をとったか
・どうやって気持ちを切り替えたのか
についてなぜ?を問いかけ続けてみてください。
特にマイナスからプラスに転じている部分などは、あなたの中で考えて行動した理由が必ずあるはずです。
そこになぜを問いかけることで「どんなことがあると嬉しいか」「違う出来事でも共通している自分の感情」に気づくことができます。
自分自身、気づいていないような自分をモチベーショングラフから探してみましょう。
また、自分に向いている企業を分析するきっかけにもなります。
モチベーションについてなぜ?を繰り返し深掘りしていくと、どのような時に喜んだり悲しんだりしているかといった自分のモチベーションの根源が何かわかってきます。
例えば、
・自分の知っている知識を使える時が楽しい、しんどくても頑張れる
・人の笑顔を見ると幸せ
など、人によって根源となる部分は様々かと思います。
モチベーションが何かにより企業選びも異なってきますのでひたすらモチベーションに関して深掘りしましょう。
自分史を作成する
次にこちらもよく自己分析に用いられる方法で、自分史を作成する方法があります。
自分史は以下のような格好で自分のことを振り返っていきます。
このときに意識してほしいのが
・頑張ったことが何か考える
・ハマっていたことが何か考える
・逆に嫌だったことは何か考える
これらを考えることで、自分の価値観は何か、どういう時に感情が動くのか見つけることができます。
まずは表作りから始めてみることも一つの手段です。
読書で学んだ自己分析を自分の経験に落とし込む
そうは言っても結局自分の性格にどういう傾向があるかわからない、という方は一度本を読んでみましょう。
自分の性格・タイプを分析して、目指すべき方向をある程度示してくれるためオススメです。
今回は4つの本をオススメします。
「たった3つ自己分析するだけで面接まで対策できる」という就活にはうってつけの本です。
自己分析しながら自分らしさとは何かに気がつき、あなたのモチベーションが動く仕事を発見してくれる、という構成になっています。
・自分の価値観を言語化したい
そんなあなたにはオススメの本です。
自己分析をまだ始められていない人には持ってこいの一冊です。
「自己分析」から始まり「他己分析」、「企業分析」へとワークシートに基づき進めていく構成となっており、そのときそのときのポイントが書かれています。
かなりボリューミーですので、自分のことを徹底的に調べてからES作成等に取り組みたい方にはオススメ!
③9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
こちらは主に自分の性格について深掘りすることで強み・弱みを分析していく構成となっています。
自分の性格の傾向が理解でき、自己分析のみならず、他人との共存方法まで理解することができます。
性格の傾向をタイプで表現し、異なるタイプの人との接し方まで書いています。
自分の性格の活かし方・今後にも役立てたい方には必須な1冊!
この本のすごいところはなんといっても「自己分析1000問」という付録がついていること。
メモに残すこと=考えることと考えている著者はすごいし、タスク管理方法を見つめなおせる、そんな1冊になっています。
メモの大事さを語ってくれているので、みなさんも普段頭で取り込んでいる内容をメモに残す大事さを本書を学んで見てください。
・自分がどういう人間か
・自分が何をしたいのか
・自分のモチベーションは何か
これらについてメモを活用するという軸で学びたい方にはオススメの一冊!
自己分析診断してくれるツールを利用する
自己分析を簡単に初めたい方は自己分析診断ツールを利用しましょう。
自己分析診断ツールとは、いくつかの質問に答えることであなたの強みや性格がわかるようになっています。
所要時間も10分程度なので、手軽に自己分析診断ができます。もちろん、すべて無料です。
今回は3つ紹介します。
① Future Finder (Future Finder)
Future Finderの性格検査ツールです。
心理学統計による10個の観点から診断してもらえます。性格の観点から分析したい方はこれ。
② 適性検査 (キミスカ)
キミスカの適性検査ツールです。
150問の選択式の質問に答えることであなたの価値観・強み、さらには職業適性も点数でわかります。
職業適性まで知りたい、という方はこれ!
③ AnalyzeU+ (OfferBox)
OfferBoxを用いた適性診断です。
251問もの質問があり、こと細かいところまで見られる適性診断だと言えます。
社会人基礎力や次世代リーダー力など仕事力を25項目で診断してもらえます。
学生人気No.1で、利用学生人数も133000人と人気の自己分析ツール。
こと細かいところまで分析してほしい、という方はこれ!
自己分析はあなたの考えの根底をみつける手段です
いかがだったでしょうか。
自分でメモするのが好きな方は「自分史」「モチベーショングラフ」
読書を通してまず学びたいという方は「自己分析に関する本」
手軽に質問に答えて分析結果がほしいという方は「自己分析診断ツール」
これらを用いて、あなたがどういう強み・価値観を持っているか、こういう傾向がある、ということを自己分析してください。
自己分析した結果自分の強みをガクチカや自己PRに活かしてください。
自分の強みを把握したら、ガクチカ・自己PRを書いてみてください。
ガクチカの書き方に関してはこちら。